清野菜名のアクションはなぜすごい?驚異の運動神経と格闘技トレーニング全貌

アクション映画で華麗に飛び回り、ドラマでもキレのある動きを見せる清野菜名さん。

あの可愛らしいルックスからは想像もつかないほどの身体能力に、何度見ても驚かされます。

私自身、「今日から俺は!!」や「キングダム2」での彼女のアクションを見て、本当に圧倒されました。

 

母親譲りの運動神経、陸上経験、坂口拓監督のもとでの本格訓練、そして園子温監督との出会いまで。

そのルーツをたどると、彼女のアクションが「生まれ持った才能+徹底した鍛錬」の結晶だとわかります。

この記事で、受賞歴や代表作も交えながら、その秘密に迫ります!

 

清野菜名のアクションはなぜすごい?驚異の運動神経のルーツ

 

清野菜名さんのアクションを見ていて、私がいつも感じるのは「本物感」です。

ただ動きを真似ているだけではない、体の芯から繰り出される力強さがあります。そこには、幼少期から培われた確かな運動神経の土台がありました。

 

理由①:母親譲りの抜群の運動神経

清野菜名さんのお母様は、なんと全日本クラスのバレーボール選手だったそうです。

これを知った時、私は「なるほど!」と納得しました。

お母様は中学時代の清野さんもかなわないほどの駿足だったそうで、まさにDNAレベルで運動神経が受け継がれているんですね。

 

幼い頃から活発に動き回り、保育園時代からいつも男子に交じってドッジボールなどで遊んでいたというエピソードも印象的です。

現在では親子仲も良好で、2ショット写真も公開されています。

目がくっきりと大きく、若くて美人なお母様なんだそうですよ。

 

理由②:小学生時代に陸上経験あり

小学校時代の清野さんは、160cmの走り高跳びを軽々とクリアしていたそうです。

さらに驚くべきことに、陸上全国大会にも出場した実績があるんです。

将来はスポーツ選手か芸能人になりたかったという清野さん。

その両方の才能を兼ね備えていたからこそ、今のアクション女優としての活躍があるんだと感じます。

 

理由③:高校のアクション部で基礎を磨く

高校受験では陸上競技で推薦入試を受けられるほどの実力でしたが、清野さんは芸能活動の道を選び、親元を離れて単身上京しました。

その決断の勇気に、私は本当に感心します。

進学したのは芸能・芸術の専門学校「日本芸術高等学園」。

 

高校に通いながらオーディションにも挑戦していましたが、もともと体を動かすのが好きだったので、アクション部にも所属していました。

高校の3年間、アクション部でみっちりと基礎を鍛えたことが、清野さんの得意なバク転や殺陣のスキルにつながっているんですね。

私も何か一つのことを3年間続ける大切さを、彼女から学びました。

 

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きっかけは『バイオハザード』のミラ・ジョボヴィッチ

上京してストレスを溜め込んでいた頃、たまたま観た映画『バイオハザード』。

主人公のミラ・ジョボヴィッチさんのアクションに、清野さんは完全にハマってしまったそうです。

私もこの映画を見たことがありますが、ミラの壁を蹴って上るシーンは本当にかっこいいんです。

 

清野さんは「ヤバ!私もやりたい」と思ったそうで、その純粋な憧れがアクションへの道を開いたんですね。

ストレス発散のために始めたアクションレッスンが、後の人生を大きく変えることになるとは。

人生って本当に不思議なものだと感じます。

 

上京間もない頃に偶然観た映画『バイオハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチのアクションに衝撃を受け、高校2年生の時に1年間、アクション養成所にてアクション監督・坂口拓のもとでボクシングや立ち回り、アクロバットなどの本格的なアクション訓練を受けた。

清野菜名 – Wikipedia

 

師匠はアクション監督・坂口拓!高校2年で養成所1年間特訓

清野さんの師匠は、なんとあの坂口拓さんなんです。

映画「キングダム」で左慈役を演じ、その圧倒的なアクションで話題になった、あの坂口拓さんです。

高校2年生から卒業するまでの1年間、当時の事務所の紹介で「坂口拓アクション養成所」に通い詰めました。

殺陣やボクシング、アクロバットなど、本格的なスキルをみっちりと磨いたそうです。

 

坂口さんは元ハリウッド俳優で、ニコラス・ケイジに「お前は世界一のアクション俳優だ」と言わしめたほどの実力者。

そんな師匠のもとで学んだからこそ、清野さんのアクションはあんなにキレキレなんだと納得しました。

山崎賢人さんも「坂口さんみたいな人はいない」と評価しているそうで、その技術を直接学べたことは、清野さんにとって本当に貴重な財産だったと思います。

 

「高校1年生の時にアクションを教えてもらいたくて、(アクションコーディネーターで監督の)坂口拓さんに会いに行ったんです。そこから毎日一緒にボクシングを練習しましたね。高校2年生の時は坂口さんのアクション養成所にも通って。

清野菜名と坂口拓について

 

園子温監督との出会いがアクション女優ブレイクのきっかけ

鍛え上げた技を武器に、オファーを心待ちにしていた清野さん。

でも、思うように仕事が来ない日々が続きました。「この仕事は私には向いていないのでは」と辞めかけていた頃、転機が訪れます。

たまたま受けた園子温監督の映画『TOKYO TRIBE』のオーディション。

 

1回目は不合格でしたが、スタント枠として再度オーディションを受けた時、清野さんのアクション演技を見た園監督が突然こう言ったそうです。

「アクションをやっている時の君は輝いている!」

そして、急遽ヒロインに大抜擢されたんです。

私はこのエピソードを知った時、本当に感動しました。諦めかけていた時に、自分の一番の武器を認めてもらえた 間。きっと清野さんにとって、人生が変わった瞬間だったと思います。

この作品をきっかけに、清野さんは若手女優として一躍注目を浴びる存在に。

憧れのアクション女優としてブレイクしたのです。

 

「この仕事は私には向いてない。

辞めよう」。そう思い悩んでいた時期にたまたま受けたのが、園子温監督の映画『TOKYO TRIBE』のオーディションだった。しかしそれも不合格。ところが、スタント枠として再度オーディションを受けた清野さんのアクション演技を見た園監督が「アクションをやっている時の君は輝いている」との言葉と共に、清野さんをヒロインに急遽大抜擢した。 シネマカフェ – 清野菜名インタビュー

 

清野菜名のアクションが評価された受賞歴と出演作

ジャパンアクションアワードで複数回受賞

清野菜名さんのアクションは、世間からもしっかりと認められています。

ジャパンアクションアワードで、なんとベストアクション女優賞を3度も受賞しているんです。

2015年の第3回では映画『TOKYO TRIBE』で、2016年の第4回では映画『東京無国籍少女』で最優秀賞を、そして2019年の第7回ではドラマ『今日から俺は!!』で最優秀賞を受賞しました。

 

私が特に印象的だったのは、『東京無国籍少女』での血まみれになっての激しいアクション。

初主演作品であれだけのアクションをこなすなんて、本当にすごいと思います。

 

【動画】キレキレのアクションが見られる代表作

映画『TOKYO TRIBE』

園子温監督との運命的な出会いとなった作品。

19歳ながら、大胆なフルヌードの濡れ場という体当たりの演技と、華麗なアクションシーンで一躍脚光を浴びました。

この作品で第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞も受賞しています。

清野さんのアクション女優としてのキャリアを語る上で、絶対に外せない作品だと思います。

 

映画『キングダム2 遥かなる大地へ』

私が最も衝撃を受けたのが、この作品での羌カイ役です。

巫舞と呼ばれる独特の舞うような剣術を表現するため、3ヶ月にも及ぶトレーニングを行ったそうです。

「人間離れした動き」を目指し、ジャッキー・チェンの映画に出てくる修行シーンのようなメニューで体を追い込んだというエピソードには、本当に頭が下がります。

プロデューサーからも「清野さんしかいない」と太鼓判を押されるほど。

完成した映画では、まさに「骨の芯からしなやかに動く」羌カイを見事に演じきっています。

 

ドラマ『今日から俺は!!』

80年代の聖子ちゃんカットが似合う、武道家の一人娘・赤坂理子役。

セーラー服姿で強烈なパンチや蹴りを披露する姿は、本当にかっこよかったです。

家族で楽しめるファミリードラマとして人気が高かった作品で、清野さんはブレイクしました。

端正な美人顔とのギャップが最高で、私も毎週楽しみに見ていました。

この作品で第7回ジャパンアクションアワードベストアクション女優最優秀賞を受賞したのも納得です。

 

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まとめ:清野菜名のすごいアクションは才能と鍛錬の賜物

  • 清野菜名のアクションがすごい理由は、生まれ持った高い運動神経と幼少期からの経験にある。
  • 母親は全日本クラスのバレーボール選手で、陸上全国大会出場経験も持つ身体能力の土台が形成された。
  • 高校時代は日本芸術高等学園のアクション部で基礎を磨き、本格的な技術を習得。
  • 坂口拓監督の養成所での特訓と、園子温監督との出会いがアクション女優としての転機となった。
  • 受賞歴や代表作が示す通り、才能と徹底した鍛錬が現在の評価につながっている。
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